瘦西湖(Shou Xi Fu)
日本語表記:痩西湖
江蘇省揚州市の北西に広がる「痩西湖」。
中国語での発音はショウシーフー。
日本語読みだとそうせいこになるようです。
大運河を築き上げたことでも知られる
隋の煬帝が杭州の西湖を、
模して造った風光明媚な人口湖。
杭州の西湖にちなんで名付けられましたが、
西湖より小さいので痩西湖と呼ばれ
湖水は市内の川へと流れ込みます。
一帯は痩西湖公園という揚州一の景勝地で
西湖と並ぶ江南地方の名勝。
国が定める各地の観光地の等級で
AAAAA級の観光地に指定されています。
総面積103.7ヘクタール、
水面面積49.9ヘクタールの湖と庭園。
数字で例えても全くわからないので
広さは写真から察して下さい。笑
とにかくものすごく広いです。
痩西湖には各所に出入口があります。
痩西湖の風景区は外周を歩くだけで
半日は掛かってしまうほどの広さなので、
たくさん出入口があるのです(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥン
門を潜れば早速、素晴らしい景色が
目に飛び込んできます。
元々は蛇行していた川を改造して
湖のようにしたのが痩西湖で、
乾隆帝が杭州の西湖を気に入っていたため、
その西湖に似せて造ったとも言われています。
冒頭でも軽く触れましたが、
杭州の西湖よりも細長いので
痩せた西湖ということで「痩西湖」と、
名付けられたとされています。
写真の橋は二十四橋。
長さ24mで、幅2.4m、
橋の両側にある階段はそれぞれ24段。
橋の上には24本の白玉の手すりが
24枚の石板を囲んでいます。
名前の謂れがどの「24」なのかは
諸説まちまちだそうです。笑
風景区内には回廊もあり、
陽射しが強く暑い夏には
こうした回廊はとても助かります。
回廊からも柳の木越しに
痩西湖を臨むことができますよ。
痩西湖に出掛けたら必見なのが五亭橋。
痩西湖のシンボルであり揚州のシンボル。
言うなれば揚州市の象徴だ(‘Д’)クワッ
五亭橋は清の乾隆帝の
南巡にあわせ建てられたもので、
二百年以上の歴史を誇ります。
五亭橋は五つの亭で
構成されているのが言われ。
亭の下は回廊になっています。
腰掛けもあるので腰を据えて
ゆるりと絶景を楽しむことができます。
五亭橋から見えるのが鳧荘(ふそう)。
水上に建てられた宴会場だそう。
1921年に建てられたもので、
水面に浮かぶ鴨に似ていることに由来し
この名を付けられたそうですよ。
痩西湖の見どころのひとつに
白塔もございます。
風景区の小高い丘に建っている
高さ28.5mの立派な塔。
白塔は単に乾隆帝の好みに合うように
建てただけのものなので、
何ら宗教的な意味合いはないそう。笑
北側には盆栽園などもありますが、
印象としては南側に
見どころが集まっているイメージです。
ただ、北側の出入口からすぐの所に
鑑真ゆかりのお寺 大明寺が鎮座します。
痩西湖 風景区の南側から入り北側へ。
その勢いで大明寺ってのが正しいルート。
(大明寺→痩西湖でも可)
折角なので痩西湖へも大明寺へも
どちらへもお立ち寄り下さい。
四季折々の様々な花が咲き
訪れる方々を魅了する瘦西湖。
その中でも特に観て欲しいのが五亭橋。
揚州や痩西湖という名前は知らななくとも
五亭橋には見覚えがある・・・かも。
お出掛けの際は要チェックです。
揚州市内で唯一の
国家5A(最高グレード)の旅游景区。
ここを観ずに揚州は語れませんよ!
市内へのご旅行の際は
是が非でもお出掛け下さい(。ᵕᴗᵕ。)”
瘦西湖について
瘦西湖(Shou Xi Fu) | |
住所 | 江蘇省揚州市维扬区大虹桥路28号 |
開放時間 | 6:30~17:30 |
問い合わせ | 0514-87357803 |
公式サイト | 大众点评 瘦西湖 |
地図 |
コメント